サッカー

 本日も平常通りなのですが、日中上手い具合にサボりながら仕事できたので眠くないのである。

 今日で一応はW杯欧州予選の突破国と敗退国(プレーオフにも回れない)が決まるらしい。注目しているグループを挙げると二つしかない。

 グループ1は贔屓のデンマークが早々に突破を決めているので良いとして、プレーオフ枠争いがある。個人的にはポルトガルではなく、スウェーデンに回ってもらいたいと思っている。両国を比べると、タレントの数、個々人の能力の平均としてはポルトガルに分があるのは否定しませんが、チームとしてはスウェーデンの方が優れている気がするからである。

 グループ2はスイスが勝つか分けるかで突破が決まるものの、対戦相手がイスラエルというのが不気味ではある。現時点で二位のギリシャルクセンブルク相手なので結果は揺るがないだろう。両チームの甲乙は付けがたいが、個人的には若手が多く今後の「伸びシロ」も含めてスイスに突破を決めて貰いたい。

 逆に本戦で観たかったけど、既に敗退が決まっている国を挙げると割と多い。

 チェコは世代交代と主戦力の故障に泣いたのもあるけど、前線のバロシュは所詮はヤン・コレル(ハゲ)のおかげで今まで代表で活躍出来ていたというのが証明された(メッキが剥がれた)気がする。前線にハゲの代わりになる選手(ハゲの控えだったロクベンツも代表引退)が最後まで見付からなかった事と、中盤の後方で地味に良い組立をしていたガラセク(ヤロリムとの相互補完性は良かった)の代えも見付からず。ちょっとの間にメンバーの質がここまでガクっと落ちたのは、前世代が恵まれ過ぎていたのもあるかもしれないが、協会の責任もあるだろう。

 チェコと同組のポーランドも残念ではある。前回大会時の面子なら、グループ3の首位は無理でもプレーオフ枠ぐらいは確保できていたと思いますけどね・・・。

 グループ5のトルコ敗退は単純にくじ運に恵まれなかったとしか思えない。面子的にも、スペインには及ばなくも、上手く強豪がバラけていたのなら、首位通過も可能なぐらいに選手は揃っている、何よりも毎度毎度本戦でダークホース的存在になっていたから、それが観れないのは残念だ。

 同組のベルギーも世代交代失敗と人選ミスなんでしょうか?若いタレントも徐々に出てきてはいますし、戦歴みると守備崩壊しているみたいですけど、守備人員を見る限りは決して守備が悪いチームには見えないのですが・・・。

 グループ6のクロアチアウクライナプレーオフに回ったことで敗退決定なんでしょうか?毎度恒例、最終ライン(人員的には良い選手は揃っている)の拙さ(後ろで組立てている時のパスミスが多い)はあるけど、中盤より前の個々人のレベルは高い良いチームというイメージでしたが・・・。

 単に良い試合を観たいだけの人間には、敗退決定や濃厚なチームでも、既に他地域で本戦出場決定を決めている国よりも確実に強い国が多くあるのは残念という他無い。枠を増やせとは言えないけれど、各大陸からの出場枠の割り振り(選挙における「一票格差」では無いけれども、所属地域によってレベル格差がありすぎて、出場枠獲得のハードルに極端な違いがあるのは残念)を考え直しても良いのではなかろうかと。