サッカー

 先日のCLのマッチアップ。初日はバルサの試合を、二日目はミランの試合を観るつもりでしたが、前者は普通に寝過ごしました。後者は他作業中に転寝をしてしまい、起きたら後半60分過ぎだったという失態。

 故に、自分が観た範囲でしか書けませんが、ミランは結果的にガラクタコに勝ちました。戦前予想は圧倒的不利(英のブックメーカーの直前オッズが語るように)で、ミラン贔屓の自分でさえ、お金を掛ける対象としてはミランを選べないぐらいでした。

 結果的に逆転勝ちで終えましたが、自分の観た範囲(ちょうどミランのゴールラッシュが始まった頃からでも)でさえ、特にミランの攻撃が良かったとは思えませんし、守備は相変わらずのザル(中盤との連携が悪いのでパスコースはがら空き)だったと思います。単にガラクタコの前線が湿りっぱなし(ベンゼマがイマイチ)、中盤は崩壊気味(及第点はグラネロとラスだけ)、そして、何よりも最終ラインがザル(スペースを消すということを知らない)で現地誌の評価では最終ラインの陣容が「このレベルのクラブでは有り得ない程に低レベル。ぺぺ(5〜6.5点と各紙評はバラつきがある)以外の三名(マルセロ、モスラが3.5点、アルビオルが4点ぐらいの評が目立つ)はこのレベルのクラブでは無理。」とまで酷評される始末で、ミランが良かったというよりも、相手が勝手に崩れてくれた(攻守に渡って効いていたグラネロを下げてのドレンテ投入は点にはなったものの、それ以上にマイナス面が大きかった。)というのが自分の感想。

 ローマ、ガラクタコと監督のクビのかかった連戦でまさかの二連勝にて、アルヘンのトドに同じく、レオナルドも運だけは強いのかもしれない。

 だが、超強豪クラブの監督としては、結果は勿論だが、試合内容でも満足(批判すべき点が挙がらないぐらいの試合を求めたい)させてもらいたいものだ。