雑事

 起床したら不快なニューズ記事が目に入ってきた。

 「カカーの移籍」である。選手が移籍するのは致し方ないし、それがクラブの来期の編成から外れたり、契約期限切れ間近で選手が一向に延長に応じる構えを見せないというのなら誰しもが許すだろう。

 しかし、今回はクラブの上層部が来期の編成を考える上で必要不可欠(来期は会長殿お気に入りの毎度恒例中盤ダイヤモンド型の2トップなのでトップ下を務められる選手は必要不可欠と)で他に選択肢が無い人材(ボルドーに出向していたグルキュフも放出)を独断で値札をつけて売り払った・・・ということに憤りを感じる。しかも、値が安すぎる。冬にオファーをかけたマンCの半額ですよ?会長同士が友人だから(安く売ったのか?)?とか馬鹿か?と。公私混同も甚だしい!

 通常は来期の編成方針に合わないという理由で、主軸選手を放出するのであれば、可能な限り高額な金額で売り払い、穴埋め(代役)と補強(文字通り足りない部分を補う)をし、来期の開幕に向けてファンに期待を持たせるように動くのがクラブを預かる者の義務なんだが、挙がっている獲得候補が小粒すぎて一回りか二周りぐらいクラブの質が落ちそうなぐらいである・・・。また若手有望株を買って育てて、輝いたらガラクタコのような金はあるけどモラルの欠片も無いクラブに売却する畜養クラブと化すのか?と。

 実績も歴史も欧州では超一流のクラブが選手を金の為だけに売るというのは恥ずべきことである。経営が苦しいから仕方が無い?のであれば、いっそクラブを売却してしまえと。プレミアの二流クラブでさえ買い手がつくのだから・・・。