雑事

 CLのGL組合せ抽選があったりもしました。我らがミランはグループCでガラクタコ、マルセイユチューリヒと同組になりました。

 フロントの上の人間に危機感が全く感じられないこともあり(現場の求める人材を市場で獲得しない)、ガラクタコが毎度恒例の前偏重編成でポカってくれない限りは、一位通過は難しいかと思います。加えて、現実的な目標である二位狙いの対抗馬たるマルセイユは今夏市場で大々的に動きましたので、新戦力が噛み合えば厳しい相手だと思います。チューリヒに関してはレオー二、マルガイラス、フォンランテンといったスイス・ユース代表黄金世代の核だった選手が何名か居るなというぐらいしか情報は持ち合わせておりませんが、何年か前に同国のバーゼル(ヤキン兄弟)が大旋風を巻き起こした実績もありますし、スイスのチームは同国代表と同じく、ハマれば相当強い(プレシーズンマッチとはいえ欧州の超強豪クラブとも好勝負をしたりもする)のでちょっと期待しております。フォンランテンとマルガイラス辺りはフィットしさえすれば上位リーグでも活躍できるだけのポテンシャルを秘めた選手だとは思うので、個人的に両選手には期待している。

 それよりもネタとして大事なのが、ELでビラが早くも敗退したこと。戦力離脱さえ無ければ(レギュラーと控え選手のパフォーマンスに差がありすぎる)、プレミアのビッグ4に割ってはいるだけの可能性を秘めたチームだとは思っているので、早々に敗退したことでシーズン中の過密日程に若干の余裕を生み出すことになり、長い目で見ればマイナスには働かないと思って、この敗退を好意的に捉えている。

 家の都合でテレビで試合観戦出来ないのはやはりツライ。特筆すべき点は、ラピドは途中出場でマイアーホッファーが出てきて相変わらずの存在感(図体の大きさ)に驚かされたのと、元PSGのボスコビッチが出てきて懐かしさを感じてしまったことぐらい・・・。

 記事を漁っていたら、こんなのが出てきた・・・。


ヴェンゲル監督「UEFAの対応は魔女狩り

http://news.livedoor.com/article/detail/4321501/

 あっちでもシミュレーションが問題になっておりますが、この手の反則をする演技派俳優(俗称「ダイバー」)の多いイタリアではあまり話題になっていない様子。プレミアとセリエでは守備の仕方に違いがあるからといえばそれまでですが、きちんとした判定を下すのなら、試合効率(流れが悪くなる)をある程度犠牲にしてでもビデオ判定を導入する必要があるのかもしれませんね。有名なダイバー(トニのような大根役者はまだしもジラ辺りの名優になると見る角度によっては正確な判定も難しい)がPA内で倒れたら、演技と決めてかかってしまうのもこれまたヨロシクナイ。ビデオ判定以外では、レフェリーの人数を増やすとかいう案も出ておりますが、結局は如何なる策を講じようが常に100%正確な判定を下すのは難しいのではないかと思います。