FIFA10

 プレミア昇格2シーズン目が開幕。プレシーズンとは異なり、点は多く取れるけど、昨シーズン後半のように綺麗に崩し切って・・・という形が殆ど出来ない。全体的に守備時の動きが悪くなってしまった。具体的には、両SBが無駄に一歩前に張っている(戦術は昨シーズンと全く変えてないのに)のでサイドを縦ポンされたらクロスまでは持って行かれる。選手の切替が意中の選手になかなか切り替わらなくなった(切替の頻度を最低にしたら、切り替わらないで良い時=腰を落としてコースを切っている時にあらぬ方向の選手に切り替わる)。攻め込んでいる時に、PA界隈でのオフザボールの動きが狂っている=わざわざパスの通らない場所に移動して受けたがる馬鹿AIと今期は完全にエフェクトに引っ掛かっている。昨シーズンは僅差のゲームでも毎試合誰かしら10点満点の選手が居ましたが、今シーズンはなかなか出てこない。

 プレシーズン中(夏市場)に大型補強と設備投資(スタジアム)を大々的に行ったので、当然ながら冬市場は大型補強はしない意向で進めていたら、フロントから引っ切り無しに「補強しろ」だの、「プロらしくない」だのといった悪評を浴びせられ、結果は出しているのにフロント評価が下がりまくりである。

 馬鹿フロントは誰かを売ってでも大型補強をしろとでも言いたいのだろうか?売却候補なら夏に獲得した値段の割にイマイチなパフォーマンスに終始している選手を売りたいのだけれども、夏に獲得した選手は放出できなかった気がする。

 シーズン序盤に主軸のディーン・アシュトンが全治三ヶ月の大怪我を負い、リーグ戦やカップ戦の強豪相手はジギッチを軸(相方はコンディション次第で日替わり起用)に起用しているのだけれども、相変わらずヘッドは強い(アシストは稼いでくれる)、しかし、09に比べたら使い勝手が悪くなった気がする。その一方でブラックバーンへ出向に出したジェームズ・ビーティーが得点ランクの上位に名を連ねている。