雑事

 記事を漁れば漁るほどに、自分の贔屓にするクラブのフロントの無能さとそれに付け込む他所のやり方に腹が立ってきた・・・。

レアル・マドリーは、マンUにもミランにも値引きはしない

 ソース元は例によって現地誌の丸々訳で有名なgoal.comである。

 「買う時は可能な限り安く、売る時も可能な限り高く」というのは企業経営の基本である。それが出来ない馬鹿フロントに付け込んで買い叩いたクラブの財務担当の言葉。

 馬鹿フロントは某選手の売却に際して「個人的な友好関係」と「当人の意思」を強調している。自分も現実路線としては「超高額オファー(=放出選手の穴埋めと補強を行ってもお釣が来るぐらいの金額)」なら放出も厭わないというスタンスではあった。だが、馬鹿フロントはよりによって、「超個人的な関係」を持ち出し、クラブ(=企業)にとっては旨みの薄いオファーに乗っかって、後はただただ「クラブ経営の為に仕方なかった・・・。」の一点張りでは無能と言われても仕方ないし、某訴訟大国のサポーターの一言「クラブ(=企業)とファン(=出資者)への背任行為に他ならない」も決して行き過ぎた言葉ではない。

 何が言いたいかと言えば、市場取引に「私情」を差し挟むのなら、それは形の見える見返りが期待できる場合のみであると。金額交渉ももう少し先延ばし先延ばしの牛歩戦術で挑めば、金銭感覚の狂ったクラブ相手なら、あの移籍金+使える選手の1〜2名(ハゲルソンのようなのは要らない)は獲れたんじゃないの?と。

 フロントの馬鹿ハゲの強調する「クラブ間の特別な関係」とやらで前線の手駒の片方(悲願の重爆撃機系は得点能力よりもポストワーカーとして機能する選手に絞れば(後手後手過ぎて絞りたくなくとも絞らざるを得ない事情もあり)それ程高額な投資は必要ない)と中盤のバリエーション強化(ホナウジーニョピルロは波が激しすぎる)ぐらいは容易に出来たのではないか?むしろ寝る間も惜しんで今からでもやってくれと。

 ついでにクラブの既存選手で(固定費用削減目的で)CPに見合わない選手の放出こそ先に進めるべきではないか?

 置いておくだけで毎年毎年高額の年俸をが必要な高齢選手を何人か放出すれば移籍金は見込めなくとも、新たに投資できるだけの余裕を生むことは間違いない。