雑事

 今シーズンは第二節で早くもミラノ・ダービーである。相変わらず、テレビ観戦が出来ない(今度東京の家に戻った時にロケフリ設置してこようかとも)のでPPV頼り。PPVに画質を求めたら「負け」なのは分かっているけど、デジタルを見慣れた人間には観づらい、おまけにネット回線が週末深夜は速度が出ないこともあり乱れがちなのは良くない。

 相対する両チームであるが、開幕初戦はミランは勝ち、インテルは疑惑の判定での引き分けました。ミラン贔屓の人間とすれば、その流れのままにダービーも勝ちきって欲しいと言いたいところですが、前節でマズマズのパフォを見せたホナウジーニョは継続的な結果を出せるか否か(元々が好不調の波が激しい)、そして、インテル(超強豪)の厳しい中盤に相対した時(前節の相手には失礼ですが)に消えないかといった二点では疑問が残りますし、元々のチーム力(選手の質)ではインテルの方が数段格上であるのは否定できない事実ですので、インテル優位は変わらないと思います。

 一応、フンテラールミランでの公式デビュー戦という面(対するインテルスナイデルは欠場濃厚でデビューお預け)もありますけど、フィットするのにどれぐらいの時間がかかるかが気がかりですね。数年前に鳴り物入りミランに入団し、デビュー戦で点を奪ったものの、その後はイマイチのパフォの試合が数試合続き、完全にベンチ要員になってしまった選手もいるぐらいに、ミランの上の方の人間は見切りを付けるのが早い(ガラクタコの前会長のように長い目で見てくれるワケではないです)ので即結果を求めてはいけないのは重々承知ですが、出場の折にはいい意味でのインパクトを残す必要があるかと思います。

 オランダではニステル二世と呼ばれ、イタリアのミランではファン・バステンの後釜(獲得を薦めたのはファンバステンですが、当人が自身のミランでの後継者指名したのは当時プリマのマルコ・ボッリエッロだった筈)として期待されております。

 ただミランファンバステンの後継者としてやってきたオランダ人は実質二人目(一人目はパトリック・クライファート)になるわけですが、一人目のクライファートに比べたら格落ち感は否めません。格上のクライファートミランにはフィット出来ませんでしたが、フンテラールはフィットできるのでしょうか?